自分らしく生きるヒントを探す by ティム

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精神的なストレスを減らす4つの方法

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仕事のストレスで体調や気分がすぐれない。知らず知らずのうちに、ストレスを溜め込んでしまっているのでは?と悩まれている方は多いのではないかと思います。

 

巷では、ストレスの軽減方法や、自律神経の整え方についてさまざまな情報が溢れています。

例えば、積極的に摂取すべき食べ物や、運動による対処法などです。

 

しかし、あれもこれも取り入れようとすると、かえってストレスとなり、疲れる原因となります。

 

ストレスにより自律神経が乱れてしまっている方にとっては、良いことではありません。

 

精神的なストレスは、考え方によって生み出されるため、考え方を変えることが重要となります。あれもこれも対処法を試そうとするのではなく、「しないこと」を決めることで、ストレスにうまく対処できることがあります。

 

では、「しないこと」とはどのようなことがあるのか順番に見ていきましょう。

 

 

1. 怒りの感情を溜めない

 

怒りはネガティブなことだと考える方は多いとおもいます。しかし、怒りの感情を抑えすぎると自律神経の乱れにつながり、ストレスが溜まります。

 

真面目な方や、優しい方は怒りの感情を飲み込んでしまう傾向があるため、特に注意が必要です。

 

世の中には、理不尽なことがたくさんあり、そのようなことに対しては、時には怒りの感情を表現しなければ自分に嘘をつくことになり、また、他人に自分の気持ちを気付かせることかできません。これは精神的に非常に大きなストレスとなります。

ただし、子供の喧嘩ではありませんから、怒りを剥き出しにして、感情のままに行動をするのではありません。

 

自分らしく生きる方法の回でも書いていますが、怒りは二次感情の一つです。

二次感情は本当の思いではないため、安心、安全を満たしたいという一次感情に意識を向け、心を客観視することで自分を取り戻すことができるようになります。

 

その上で、あくまで冷静に、論理的に自分の主張を行い、対応すべきものには対応し、必要ないもには対応しない。怒りの感情を我慢して引きずるのではなく、自分の意見をはっきりと伝え、自己の一次感情に素直になるということで、自律神経を整えることにつなげます。

 

 

2. 悩むことをやめる

 

不安なこと、心配なこと、イライラすることなど、ネガティブな考えが頭に浮かんで、いつまでもグルグル回ってしまう経験をしたことのある方は多いのではと思います。

 

自分では考えていると思っていても、それは考えているのではなく、悩んでいるという状態なのです。

 

悩んでいると、脳は緊張状態となり、長時間悩み続けいていると、交感神経優位の状態が続き、自律神経が乱れることにつながります。

 

悩んでいる時間が長いと、それが癖になり、いつも無意識のうちに悩んでいるという状態になってしまいます。

 

このような方は、原因を探ろうとして、ますます悩んでしまっていることがあります。

 

しかし、原因、理由があるわけではありません。単なる癖だからです。そのため、原因、理由を探すことは無駄なことなのです。

 

癖を治すためには、意識して別の癖をつける必要があります。

 

悩む癖をやめるためには、どのような癖をつければいいでしょうか?

 

それは、真逆のこと、すなわち、楽しいこと、リラックスできることを思い浮かべる癖をつけるのが良いのです。

 

いつも楽しいことを思い浮かべることを続けると、それが癖になります。無意識でそれができるようになれば、悩み癖はなくなるでしょう。

 

 

3. 自己否定をしない

 

自分自身を否定する考え方は、何をやってもストレスに感じるようになります。

上手くできていることでも、上手くできていないとすり替えて考えてしまったり、成功したことも、偶然だと考え、いつも自分はダメだと考えるようになります。

 

そうなると、他人からも、ダメな人間だと思われていると感じてしまい、必要以上に他人の顔色を伺うようになったり、悪く思われないように振る舞ったりする癖がついてしまいます。

 

これを変えるためには、他人からどのように思われているのかを過度に気にしないようにすることが必要です。

 

現在の自分を比較するのは他人とではなく、過去の自分です。昨日の自分より、一つでもできることや知識などが増えていれば良いのです。成長している証です。

 

例えば、他人に挨拶ができたとか、お年寄りに席を譲ったとか、予定していたよりも多くの仕事が片付いたとか、うまく料理ができたとか何でも良いのです。

 

小さな成功を意識するようにすれば、意外と自分が成長していることに気づくかもしれません。それを積み重ねていくうちに、自信を持つことができるようになっていきます。

 

 

4. 他人に期待しない

 

他人に対して過度に期待してはいませんか?

よく言われることに、「他人と過去は変えられない」というものがあります。

 

自分の意思でコントロールできないものに、期待しすぎては、期待外れとなった場合にストレスとなってしまいます。

 

他人に対する期待値をかなり下げておくことで、結果が同じでも、思っていたより期待に応えてもらえたとプラスに考えることも可能になり、自分自身のストレスを減らすことができます。

 

 

自分らしく生きたい。自分の人生なのだから、日々活き活きと生きたい。

そう感じておられる方は多いと思います。

 

知らず知らずのうちに、ストレスを溜め込んでしまっているのでは?と悩まれている方は、是非、ストレスにうまく対処するために、「しないこと」を決めてみてはいかがでしょうか?