やる気が出ない6つの原因とその対策
頑張りたいのに頑張れないと悩まれている方は多いのではないでしょうか?
そんなあなたに、今回はやる気が出ない主な原因6つとその対策をシェアしたいと思います。
最後に多くの方が誤解している、知らないと損をすることもお伝えしていますので、是非最後まで目を通してくださいね。
1.「しなければならない」が口癖になっている
これは誰かにやらされているという暗示が含まれている言葉です。
やらされ感は人のやる気を奪ってしまいます。
誰でも経験があると思いますが、人からあれこれ言われてやらされるのって非常に苦痛ではないでしょうか?
面倒くささを増幅させ、ものすごく疲れる原因となり、心臓にも悪いと言われています。
その結果、自分の人生を自分でコントロールしているという感覚を失い、無気力になります。
<解決法>
「しなければならない」を「しよう」へ言葉を変えましょう。
「しよう」は自分で決めている感覚をもつ言葉です。
やる気を失わせるやらされ感と対極にあるのが自己決定感であり、それはやる気をアップさせ、疲れるも半減させます。
自分から進んでやることって、たとえ疲れることであっても達成感であったり、心地の良い疲労感であったりしますよね。
2. やり残しや未整理事項がある
未完了のものを頭では忘れていたとしても、心には引っかかったままの状態となっています。
これは、ツァイガルニク効果(Zeigarnik effect)とよばれています。
人は達成できなかった事柄や中断している事柄を、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象です。
これは頭の回転を鈍くさせてしまいます。
つまり、
物事に集中できない
何事も面倒に感じる
心が晴れない
やる気がでない
という状況を引き起こしてしまいます。
<解決法>
TODOリストを作成し、やり残しを潰し、未整理事項を整理しましょう。
一つ一つ終わらせていくことで、達成感と、頭の中のゴミが片付いたようなスッキリとした気持ちを持つ事ができるようになっていきます。
3. 変化のない生活を送っている
マンネリ化した生活を送ることは人のやる気を奪います。
理由は2つです。
1つは成長できないから。
人の心は、成長している時は活き活きしていますが、成長が止まった途端に、何のために生きているのかわからなくなり、退屈さを感じるようになります。
もう1つは好奇心を失うから。
新しい発見や感動が減ってくると新しいことへのチャレンジする気も失うようになってしまいます。
<解決法>
快適領域(コンフォートゾーン)からの脱出をしましょう。
つまり、やった事がないことで、少しチャレンジングなことする。
また、少し緊張することをする。
「少し」というのが重要です。あまりにもコンフォートゾーンから離れすぎたことにチャレンジすることは、かえって害になってしまうことがあるからです。
好奇心を刺激するため、
習い事を始める。
初めての店で食事をする。
知らない街を歩いてみる。
新しい服や靴を買ってみる。
など、是非出来ることから始めてみましょう。
4. 運動不足と睡眠不足
やる気に大きく関わるドーパミンの分泌。
ドーパミンの不足は、言わばガス欠の状態なのです。
当然やる気が出ない状態になります。
<解決法>
通勤、通学等で毎日歩くという方でも、一日どの程度歩いているのかスマホ等の歩数計で
確認してみましょう。
理想は5000から7000歩は歩きたいところです。
また、必要な睡眠量は人により異なりますが、成人でも7から8時間と言われています。
休日の寝溜めではなく、毎日の睡眠量を理想な状態に近づけるようにするのがいいでしょう。
5. バイオリズム
周期的にやる気がでない時期があるという方もいると思います。
例えば、気温差の大きな春や秋に、自律神経が乱れるなどの原因が考えられます。
また、ホルモンバランスや天気などの影響により乱れる方もいるかもしれません。
<解決法>
諦めて受け入れる。
今はこういう時期だと受け入れ、頑張らない。
最低限の事だけやる。
のんびり過ごすことを心がける。
とにかく寝る。
などで、自分を労ってみましょう。
6. 精神的、肉体的な疲れが溜まっている
仕事や家事、育児などで精神的、肉体的な疲れが溜まっている場合、やる気につながるエネルギーが不足してしまいます。
<解決法>
バランスの良い食事と十分な休息、睡眠をとって、エネルギーの回復に努めましょう。
最後に、多くの方が誤解されている「やる気スイッチ」についてお伝えしたいと思います。
脳には即座核という部位があり、ここに刺激を与えるとスイッチが入ります。
刺激を与えるためには「やり始める」ことが大事なのです。
やり始めると、作業興奮により、5から10分後にやり気が出てきます。
人はそのようにできているのです。
やるが先で、やる気は後。
ここを誤解してずっとやる気スイッチを探してしまう方がいます。
自分らしく生きたい。自分の人生なのだから、日々活き活きと生きていきたい。そう感じておられる方は多いと思います。
まずはやる気の出ない6つの原因とその対策で思い当たるものがありましたら、改善に取り組まれてはいかがでしょうか?
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私たちはなぜ不安な気持ちになるのでしょうか?
精神的なストレスを減らす4つの方法
仕事のストレスで体調や気分がすぐれない。知らず知らずのうちに、ストレスを溜め込んでしまっているのでは?と悩まれている方は多いのではないかと思います。
巷では、ストレスの軽減方法や、自律神経の整え方についてさまざまな情報が溢れています。
例えば、積極的に摂取すべき食べ物や、運動による対処法などです。
しかし、あれもこれも取り入れようとすると、かえってストレスとなり、疲れる原因となります。
ストレスにより自律神経が乱れてしまっている方にとっては、良いことではありません。
精神的なストレスは、考え方によって生み出されるため、考え方を変えることが重要となります。あれもこれも対処法を試そうとするのではなく、「しないこと」を決めることで、ストレスにうまく対処できることがあります。
では、「しないこと」とはどのようなことがあるのか順番に見ていきましょう。
1. 怒りの感情を溜めない
怒りはネガティブなことだと考える方は多いとおもいます。しかし、怒りの感情を抑えすぎると自律神経の乱れにつながり、ストレスが溜まります。
真面目な方や、優しい方は怒りの感情を飲み込んでしまう傾向があるため、特に注意が必要です。
世の中には、理不尽なことがたくさんあり、そのようなことに対しては、時には怒りの感情を表現しなければ自分に嘘をつくことになり、また、他人に自分の気持ちを気付かせることかできません。これは精神的に非常に大きなストレスとなります。
ただし、子供の喧嘩ではありませんから、怒りを剥き出しにして、感情のままに行動をするのではありません。
自分らしく生きる方法の回でも書いていますが、怒りは二次感情の一つです。
二次感情は本当の思いではないため、安心、安全を満たしたいという一次感情に意識を向け、心を客観視することで自分を取り戻すことができるようになります。
その上で、あくまで冷静に、論理的に自分の主張を行い、対応すべきものには対応し、必要ないもには対応しない。怒りの感情を我慢して引きずるのではなく、自分の意見をはっきりと伝え、自己の一次感情に素直になるということで、自律神経を整えることにつなげます。
2. 悩むことをやめる
不安なこと、心配なこと、イライラすることなど、ネガティブな考えが頭に浮かんで、いつまでもグルグル回ってしまう経験をしたことのある方は多いのではと思います。
自分では考えていると思っていても、それは考えているのではなく、悩んでいるという状態なのです。
悩んでいると、脳は緊張状態となり、長時間悩み続けいていると、交感神経優位の状態が続き、自律神経が乱れることにつながります。
悩んでいる時間が長いと、それが癖になり、いつも無意識のうちに悩んでいるという状態になってしまいます。
このような方は、原因を探ろうとして、ますます悩んでしまっていることがあります。
しかし、原因、理由があるわけではありません。単なる癖だからです。そのため、原因、理由を探すことは無駄なことなのです。
癖を治すためには、意識して別の癖をつける必要があります。
悩む癖をやめるためには、どのような癖をつければいいでしょうか?
それは、真逆のこと、すなわち、楽しいこと、リラックスできることを思い浮かべる癖をつけるのが良いのです。
いつも楽しいことを思い浮かべることを続けると、それが癖になります。無意識でそれができるようになれば、悩み癖はなくなるでしょう。
3. 自己否定をしない
自分自身を否定する考え方は、何をやってもストレスに感じるようになります。
上手くできていることでも、上手くできていないとすり替えて考えてしまったり、成功したことも、偶然だと考え、いつも自分はダメだと考えるようになります。
そうなると、他人からも、ダメな人間だと思われていると感じてしまい、必要以上に他人の顔色を伺うようになったり、悪く思われないように振る舞ったりする癖がついてしまいます。
これを変えるためには、他人からどのように思われているのかを過度に気にしないようにすることが必要です。
現在の自分を比較するのは他人とではなく、過去の自分です。昨日の自分より、一つでもできることや知識などが増えていれば良いのです。成長している証です。
例えば、他人に挨拶ができたとか、お年寄りに席を譲ったとか、予定していたよりも多くの仕事が片付いたとか、うまく料理ができたとか何でも良いのです。
小さな成功を意識するようにすれば、意外と自分が成長していることに気づくかもしれません。それを積み重ねていくうちに、自信を持つことができるようになっていきます。
4. 他人に期待しない
他人に対して過度に期待してはいませんか?
よく言われることに、「他人と過去は変えられない」というものがあります。
自分の意思でコントロールできないものに、期待しすぎては、期待外れとなった場合にストレスとなってしまいます。
他人に対する期待値をかなり下げておくことで、結果が同じでも、思っていたより期待に応えてもらえたとプラスに考えることも可能になり、自分自身のストレスを減らすことができます。
自分らしく生きたい。自分の人生なのだから、日々活き活きと生きたい。
そう感じておられる方は多いと思います。
知らず知らずのうちに、ストレスを溜め込んでしまっているのでは?と悩まれている方は、是非、ストレスにうまく対処するために、「しないこと」を決めてみてはいかがでしょうか?
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通信ネットワークが高度に発達した現代では、ネットで検索すれば、知りたい情報のほとんどは、いつでも誰でも入手できます。
下記のiHerbというサイトで、日本語で安心して購入することができます。
自分らしく生きたい。自分の人生なのだから、日々活き活きと生きたい。そう感じておられる方は多いと思います。
リラックスして眠るための2つの方法
寝ようとすると、明日のこと、将来のことを考えてしまい、不安で眠れない。
1. 腹式呼吸
ただし、これらを実行しても眠れないこともあるかも知れません。