自分らしく生きるヒントを探す by ティム

自分らしく生きるためのノウハウをテーマにしたブログ

自分らしく生きるために重要な2つの方法

f:id:livemyownway:20191015214612j:plain



自分らしく生きたい。自分の人生なのだから、日々活き活きと生きていきたい。そう感じておられる方は多いと思います。

 

ただ、自分らしく生きるにはどうすればいいのか、具体的に分からず悩まれている方は多いのではと思います。

 

そもそも、自分らしく生きるとはどういうことでしょうか?

 

この記事を読まれている方は、自分の気持ちより、他人の気持ちを優先してしまう優しい心をもった方が多いかもしれません。

 

そのため、発言や行動の前に、他人の気持ちや、自分が他人にどのように思われているのかを気にしすぎるようになっている場合があります。

 

例えば、

 

間違えた事を言って、馬鹿にされるのではないか。

 

自分の意見を否定されたらどうしよう。

 

恥をかきたくないために、周りの行動に合わせよう。

 

友達に嫌われたくないから、友達の意見やスケジュールに合わせよう。

 

など、常に他人の顔色を伺っていませんか?

 

これは、自分の軸を持っておらず、他人に振り回される人生を送ってしまう方に多い思考パターンです。

 
自分らしく生きるためには、自分自身がどうしたいのか、自分の心の声に耳を傾ける必要があります。

ところが、他人の顔色を伺うことが癖になっている方は、

 

他人と比較し、自分へダメ出しをしたり、

 

他人を優先や他人に同調する人生を送ってきたため、自分が本当は何をしたいのか、自分の考えは何なのかがわからなくなっていたり、

 

悪いことがあると、すぐに自分を責めたり、

 

他人に嫌われないためにはどうしたらいいかを考えたり、

 

無意識のうちにこのような思考をしがちです。


自分らしく生きるためには、このような思考を意識的に修正していくことから始めてみましょう。

 

ここで重要なのは、自己決定感とセルフコンパッションです。

 

 

1. 自己肯定感

 

自己決定感とは、“〜しなければならない”から“〜しよう”へ自分自身の気持ちや言動を変化させることから始まります。

 

“〜しなければならない”というのは、他人にやらされている感覚、暗示が含まれる言葉です。

 

これでは、自分の軸を持って行動するという感覚や意識を妨げることになります。

 

例え、自分の意思とは関係なく、しなければならないことがあったとしても、“〜しよう”と意識的に考え、または発言することにより、自分で能動的に動くための感覚や意識を持つ事ができるようになってきます。

 

 

2. セルフコンパッション

 

一方、セルフコンパッションとは、自分を思いやるということです。

 

他人優先から自分優先に切り替えるため、まずは自分を思いやること、自分自身に意識を向けてみましょう。

 

ただ、上記のような意識改革を行う過程において、苦痛に感じたり、他人からの嫌な反応を受け、また元の自分に戻ってしまう事があるかもしれません。

 

そんなときは、一次感情に注目すること、すなわち心の本当の思いを意識することが、自分らしく生きる上で大切になってきます。

 
これは自他を問わず、本当の思いが見えるため冷静になれ、他人の嫌な感情を受け流すことにも役立ちます。

 

実は、喜怒哀楽愛憎という感情は、二次感情と呼ばれ、本当の思いではありません。

 

アメリカの心理学者、アブラハム・マズローが提唱した欲求五段階説には、下記の欲求があります。

 

生理的欲求:生命を維持する為の根源的な欲求。

 

安全欲求:安全、安心な生活を求める欲求。

 

社会的欲求:組織に属して人に求められたい欲求。

 

承認欲求:他人に尊敬され、自分に自信を持ちたいという欲求。

 

自己実現欲求:自分の能力を発揮し、使命を成し遂げたいという欲求。

 

 

低次なものは物質的欲求、高次なものは精神的欲求とも言われます。

 

しかし、これらの全ての欲求には、満たされたときに感じる安心、安全ということが共通であることがわかります。


二次感情である喜怒哀楽愛憎の前にある一次感情は、安心、安全を満たしたいということなのです。

 

一次感情がわかれば、それを満たすためには何をすれば良いのかが見えてきます。

 

このように、自他の本当の思いを意識すること、つまり心を客観視することによって、自分を取り戻し、他人の感情に影響を受けにくくなり、心の安定を保つことができます。

 

自分らしく生きるために、自分の心の声に耳を傾け、自分の軸を作ること、そして自分を思いやることから始めてみてはいかがでしょうか?