自分らしく生きるヒントを探す by ティム

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自分に自信を持つ5つの方法

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私たちは誰しも、何かにチャレンジし失敗やミスをしたり、人前で恥をかいたりしたときに、落ち込んで自信を失うことがあります。
 
そのような経験は、恐れや不安の原因となり、再度チャレンジするときに、なかなか自信を持ちにくいものです。
 
自分に自信を持つ方法として、書籍やウェブ等で様々な方法が紹介されていますが、その中には、“自分はできると思い込むことが大切”といわれることがよくあります。
 
しかし、何の根拠もなく、ただ“自分はできる”といくら唱えたところで、本当の自信につながるのでしょうか?
 
そのようなアファメーション(自己暗示)のみでは、本心では何も変化のない自分に気づいているため、過去の失敗体験を凌駕するほどの自信を高める効果を得ることはできません。
 
 
どのようにすれば、自分に自信を持つことができるのでしょうか?
 
 
まずは、なぜ自分に自信がないのかを確認することが大切です。
 
例えば、次のような原因があるか自問してみましょう。
 
 
 
1. ネガティブ思考だから?
 
物事に対して否定的、消極的な思考をしてしまうのは、マイナス面ばかりをみてしまうクセがあるからかも知れません。
 
ネガティブ思考について、アメリカの精神科医であるアーロン・ベックが考案した“認知の歪み10のパターン”があります。
 
 
 
1 オール・オア・ナッシング思考
 
物事を白黒で二分する考え方。グレーはない。
少しのミスも許されないと考える。完璧主義に当てはまる思考。
 
 
2 すべき思考
 
状況や事情は考慮せず、“すべきである”、“しなければならない”と考える。
 
 
3 行き過ぎた一般化
 
経験や根拠が不十分であるにもかかわらず、一般化する考え方。一度しか起こっていないことでも、“絶対にこうなる”など早まった結論を出す考え方。
 
 
4 心のフィルター
 
物事の悪い側面にフォーカスし、良い側面を除外する考え方。
 
 
5 マイナス思考化
 
良いことがあっても、勘ぐった考えにより、悪いことにすり替える考え方。
 
 
6 結論の飛躍
 
“心の読みすぎ”と“先読みの誤り”の2つがある。前者は、他人の言行からネガティブな可能性を推測、相手に確認することなく最悪のケースを推測する。後者は、物事が悪い結果になるだろうという悲観的な考え方。
 
 
7 拡大または過小解釈
 
自分のマイナス面(失敗、弱みなど)は過大に受け止め、自分のプラス面(成功、強みなど)は過小に受け止める考え方。
 
 
8 感情的理由づけ
 
自分の感情のみを根拠に、思い込みで物事を結論付ける考え方。
 
 
9 レッテル貼り
 
行き過ぎた一般化がさらに進んでしまった考え方。失敗が起こったときに、自分または他人の人格まで否定するというような考え方。
 
 
10 個人化
 
自分がコントロールできない結果が起こったとき、全て自分の責任だと思い込む。
 
 
上記の思考パターンは、思い込みや完璧主義によるものが主な原因です。
ネガティブ思考が出てきたときに、このような思考パターンがあることに気づくだけでも、客観視できるチャンスとなります。
 
また、全ての物事が、自分が完璧と感じる状態になるのは不可能なので、70%の完成度の自分を許すことを心がけていきましょう。
 
 
 
2. 幼少期の生活環境?
 
幼少期に、親や先生、友達などから、自分の言行を否定されていた場合、それがトラウマとなり、上記のネガティブ思考につながり、自分に自信が持てないようになっている場合があります。
 
自分がどのような思考パターン持っているのかを客観視し、このブログで紹介しているいろんな方法を試してみてください。
 
 
 
3. これまで成功体験が少ないから?
 
成功体験が少なく、自信が持てない場合は、場数を踏んで、成功体験を積み上げることが解決につながります。まずはチャレンジすることが大切です。
 
自分にとって大きな課題であれば、自分の手に負える程度の小さな課題へ分割します。そして、自分の中で小さな目標達成(小さな勝ち)を積み重ねることで、成功体験を積み上げることができます。
 
 
 
4. 他人と比較してしまうから?
 
他人と比べて自分は劣っているではないかと感じる方は多いと思います。
しかし、他人のことをコントロールすることはできないので、比較すべきではありません。
 
比べるのは昨日の自分と今の自分。一つでも出来ることや知識が増えていればOKなのです。それを繰り返すことによって自信は生まれてくるようになります。
 
 
 
5. 準備ができていないから?
 
試験やプレゼンテーションなどが迫っている場合、準備ができていなければ当然不安になります。
すべきことを後回しにするクセがあるのかもしれません。
 
この場合、まずは準備に取り掛かることが重要です。試験勉強やプレゼンテーションなどの準備をするための環境を整え、一旦取り掛かってしまえば、脳内の後回し思考を抑えて、作業を進めることができるようになります。その際、課題を小さなものに分割し、一つ一つ片付けていくと達成感も生まれ、準備を完了することができるようになります。
 
準備ができていれば、それを根拠に自分はこれだけ準備をしたのだから大丈夫と自分に対して言えるようになります。
 
 
 
自分らしく生きたい。自分の人生なのだから、日々活き活きと生きていきたい。そう感じておられる方は多いと思います。
 
自分に自信を持つことができれば、前向きな人生を送ることができるようになります。
 
自分に自信がないと悩まれている方は、自分に自信を持つ最高の方法を試してみてはいかがでしょうか?